西郷南洲と勝海舟

西郷南洲と勝海舟

勝が西郷を評してこういっている。「西郷というやつは小さな奴には小さく取れるし、大きな奴には大きく取れる、そういう人物だ。竜馬がよく見ていた。西郷は馬鹿か、利巧かかわからない。大きく叩けば大きく鳴り、小さく叩けば小さく鳴る。底の知れねえ奴だ」とね。「あたしや天下万人を信じなくても、西郷だけは絶対に信じることができる」と言い切った。江戸城の無血開城をこの二人でやってのけた。

本多青仁斎靖邦のひとりごと
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平成31年2月15日


宮本武蔵

宮本武蔵

宮本武蔵は十三歳より人と剣法を試み、勝負を決すること六十余場、一度も不覚を取ったことは無い。必ず前もって、敵の眉八字の間を打たなければ本当の勝とは言えない、と言っていた。そしていつもその言葉の通りにして勝ってるのだ。(瓦礫雑考) 


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平成31年2月9日

千葉の剣法

千葉の剣法

千葉の剣法心得に曰く、「心意識という三要素あり、心とは全体に配る所、意とは左せん、右せんと案ずるところ、識とはいよいよ見定めて所思を行うところをいう。敵を打つには意の所を打つべし、俗に意は思いの起こる頭にて未だ迷いの存するなり。気は早く心は静か。身は軽く目は明るく業は激しく」。江戸の三大道場、千葉周作の剣の心構え、北辰一刀流の奥義といわれている。

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平成31年1月17日

写真は琴平神社 どんど焼演武  本多青仁斎靖邦の抜刀術
福島松江

福島松江

福島松江は儒者である。若い時、射、術、御、槍等を学んで熟達して、特に拳法に秀でていた。誰も学者とばかり見て、武術のことを知る者はなかった。ある時、盗賊が入った。松江はこれを捉えて路上へ放り出した。盗賊は命からがら逃げた、が三日経つと死んでしまった。松江が武術に秀でたこと誰も知るものが無いのに、自分でもそれを言ったことがなかった、という話がございます。

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平成30年12月30日

渋川友右衛門

渋川友右衛門

宝永より以後柔術では渋川友右衛門が傑出している。子は伴五郎といったが関口流を学んで関口伴五郎といった。三代目の伴五郎は柔術が甚だ不器用で父祖の業を継ぐことは出来まいとの評判であったが、それでも修行を少しも怠らなかった。そのためか、二三年するとはたはたと上達し、家名に恥じず優れた武術者になった、という話がございます。

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平成30年12月13日
一刀流の海保帆平

一刀流の海保帆平

一刀流の海保帆平がこういうことを言っている。突きを入れた時は、いつも向こう側の裏へ二三尺も突きぬく心持で突け。柔術の稽古では、人を投げるに畳の上に投げると思うてはとても人は投げられない。ねだを打ちぬき土の中に三尺も投げ込む心持で投げることだ。こちらから上段より向うの面を打つ時は必ず相手の肛門まで打ち割るという心持ちで打つものだ、と言ったという話がございます。(剣術名人伝)

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平成30年12月8日

合気道青葉塾道場 25周年記念演武会 記念手拭
植芝吉祥丸先生直筆 

関口弥左衛門

関口弥左衛門

関口流柔術の関口弥左衛門は猫の屋根から落ちてくるのを見て柔一流を工夫し、受身当身の妙を極めた。また居合術も工夫して世に伝えた。ある時剣術の勝負を望むものがあった。庭に降りて立ち会ってみるとたいした技ではない。傷をつけても大人気ないと思って、庭の横にあった池に詰め寄せると、その男仰向け様に池の中に落ちて、這々の体で這い上がって帰って行った。という話がございます。(撃剣叢談)



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平成30年11月26日
小太刀半七

小太刀半七

二代将軍秀忠の時である。小太刀半七という武術家が鉄扇で試合をすることに妙をいることを聞いて、秀忠が「特別の術があるのか」と尋ねた。すると、「別に何の術もございませぬが、試合をするときに、何となく面白い心持がいたします。これが極意といえば極意かな、と思います」と返答したので、秀忠は大いに感心した。そして「すべての戦などその通りで、面白いとさえ思えば恐ろしいことはなくなってしまう。謀も自ずから出て来るものだ。」と言ったそうだ。

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平成30年10月26日

フランシスコ・ザビエル

フランシスコ・ザビエル

第一、私が考えるに、日本人程、善良なる性質を有する人種はこの世界には極めて稀有なり。彼らは、至って親切であり、虚言を吐いたり、作為を働くが如きことは嘗て聞きも及ばない。かつ甚だしく名誉を重んじ、その幣として却って、殆んど名誉の奴隷たらしむるが如き観あるに至れり。これはあの、日本にキリスト教を広めたフランシスコ・ザビエルの、当時の日本人観である。

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平成30年10月8日
林崎甚助重信

林崎甚助重信

林崎甚助重信、この人は中興居合の祖である。その門下に田宮平兵衛という者がある。田宮流を創始したのである。刀を抜いて人を斬るに、近くの人にはただ鍔鳴りの音だけ聞こえて、鞘を出入りする刃の色は見えなかった。されど相手の首は既に下に落ちていた、というような逸話がございます。

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